我が家のルールブック

一歩一歩が最速の近道

3/5号の文春❗

「花粉がドッチボールくらいの大きさだとすると、コロナウイルスはゴマより小さいくらいでしょうね」

 

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「仮に新型コロナウイルスが私たちの体に侵入してきたとしても、病気になる人もいればならない人もいる。さらに言えば、かかったこと、治ったことも分からない人がたくさんいる。当然彼らは人にうつしているかもしれない。」

 

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「人間の体は、ウイルスがやって来たら必ず病気になるというようなものではないんです。お金を入れたら飲み物が出てくる自動販売機みたいなアルゴリズムで生命を考えすぎると、間違った方向に向かってしまいます。むしろ病原体が体に入ったときに、どう反応しているかという体のレスポンスを注視しないといけません。」

 

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【これだけ脅威になっているのは感染力が高いからじゃないですか?】

 

「いえ、感染力はそんなに高くないと思います。そうじゃなくて、今回の新型コロナウイルスは、かかりはじめの軽症の期間が若干長く、その間に人々が移動することによってウイルスが伝達されやすくなるんです。」

 

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「まあ、私がこの新型コロナウイルスについて予言できるとすれば、数年後はインフルエンザのような日常的な病気になるということでしょうね。予防注射が打てるようになったり、ウイルスの増殖を抑制するような薬も開発されるでしょう。毎年秋には、インフルとコロナの予防注射を打っておきましょうというようになる。」

 

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新型コロナウイルスをこれだけメディアが取り上げていることに関してはどうお考えですか?特に最近は咳をする人を見たらコロナと思えくらい過敏になってる気がしますけど。】

 

「そういう疑心暗鬼を生み出すほど、過剰にメディアが報道している側面はあると思います。誰もがかかる可能性があるし、誰もが保菌者になる可能性もある。できるだけ自分の免疫システムを信じるのがいいですよ。」

 

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【悪玉菌も大事だということですね。それで思い出したのは、いま除菌ブームじゃないですか。スプレーでシュッシュッしたり・・・】

 

「口内の雑菌を死滅させる液なんかもありますよね。我々の体の内外にはありとあらゆる雑菌やウイルスが棲み着いてるわけだけど、それは外敵でも寄生体でもなく、共生者といえるのです。つまり、長い進化の過程で折り合いがついた、平衡関係にあるものが雑菌やウイルスとしてヒトの体を出入りしている。これを無理やり一方的に排除すると、一見きれいになるように見えるけど、未知の悪者が来ちゃう可能性があります。」

 

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福岡伸一先生という青山学院大学教授と、

阿川佐和子さんの対談の一部です❗

 

まだまだ、大変で、先が見えませんが

 

ほんの少しだけ、安堵してます❗

 

今日も、ありがとうございました🙏